Vol.01 ChatGPTの”声”に米女優が大激怒_Geminiすげぇ

ビジネスでの活用、最新のテクノロジー、国家レベルで安全性の話題、フェイクニュース、著作権、、、

もはや僕も追いつけません。

追いつけはしないのですが、面白さは加速しています。

面白いマンガが一冊にぎゅっと詰まった少年誌のように「AI」を中心に毎日面白いニュースが溢れています。この楽しみを共有したい。現実を連載SF小説のように眺めて「この後の展開が気になるね！」と語り合いたい。

そんな思いで、AI関連のニュースをご紹介していくつもりです。

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『自分の声』がいつのまにかAIに学習され、勝手にあちこちで話し始めたら…

SFでよく見かけるきしょい出来事が、ついに現実世界でも起こってしまいました。

女優スカーレット・ヨハンソンが、自分の声に酷似したAIボイスがOpenAIの新しいChatGPTに使われたと感じ、怒りと驚きを表明。一方、OpenAIは、その声は別の女優のものであり、スカーレット・ヨハンソンとは無関係であると主張しています。

しかしChatGPTを開発提供するOpenAIの最高責任者 サム・アルトマン氏は、同女優が出演する2013年のSF映画『her』の大ファンであることを公言しています。

スカーレット・ヨハンソンが怒りの声明を発表する9ヶ月前に、サム・アルトマン氏からスカーレット・ヨハンソンに「声を使わせて欲しい」とオファーもしていたことが明らかになり、本人の声を使っていないとしても意識していたことは確実でしょう。

きしょいですね。

映画『her』は、妻から離婚を望まれるもなかなか受け入れられない主人公が、声だけのAIにガチ恋して、人生の輝きを取り戻すのだが〜〜、みたいな作品です。

ますます、きしょいですね。

問題の音声はChatGPTの機能から消され、同音声が使われていた公式のデモムービーも音声が音声が修正されています。

「きっしょ」で終わらせてもいいんですが、なかなか他人事でもないかもしれません。

AIの技術はわれわれ一般人でも使えるものが増えており、音声合成の利用も確実に身近なものになっています。大好きなあの子の声を再現しちゃう人は、もっと身近に現れるかもしれないのです。

たとえば、SaySayAIさんが提供する OnSay,ai なんかは手軽に音声合成を試せます。

僕も実際に試してみて、自分の声がベートーヴェンの第九を歌い出した時は、気持ち悪くて笑ってしまいました。試してみた当時の動画もありますので、ご興味があれば見てみてください。

自分に似た「声」があちこちで喋り始めたら、僕たちはどうやってその気持ち悪さから身を守るのでしょうか。自分自身の声だったのなら、なにかしら権利を主張して止めてもらうなど対策できるかもしれません。

しかしスカーレット・ヨハンソンのように「よく似た別人」だったら？

AIの技術の発展に対して、法律などの整備は追いつけていません。テクノロジーに翻弄されるSFの世界は本当にすぐそこに来ているようです。

ChatGPT や Claude3 ばかりを使ってきましたが、Geminiの凄さに最近気がつきました。

Gemini の何がスゴイかというと、入力した内容に対する理解力が高いんです。

1時間のZoomミーティングの議事録なんかも、ハルシネーション（ウソをつく現象）もまったくなく精度高く出力してくれます。

また、特定のキーワードで検索した結果の上位10記事の内容を全て読み込ませて、それらを統合した1つの記事に仕上げるという作業もスルッとやってのけます。

これって、いわゆるSEO記事と呼ばれる記事の作り方ですよね。

「SEOライターは終了する」という言葉はあまり好きではありませんが、少なくともこれまでと同じやり方ではいられなくなってくでしょう。

参加している「AI × 編集者」のコミュニティで知り合った、写真家の矢野拓実さんとスペースでお話しします。

写真家とライター、それぞれのAI活用であったり、お互い子育て中なので子どもとAIのことであったり話すかと思います。

聞きにきてもらえたら嬉しいです！

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